今回は同じトランスペアレント系とされているODR-1 BCとBD-2wを比較してみたいと思います。
この組み合わせの比較動画もちょいちょい見られるのですが、波形にしてみるとどのような違いが出てくるのでしょうか。
どちのペダルにも切り替えスイッチがあり、ODR-1はベースカットモード、BD-2wはミッドを加えるカスタムモードも選べるのですが、今回はスタンダードモードのみの比較となります。
スイッチON
全てのノブを12時に合わせた状態でスイッチを入れた時の波形となります。
ODR-1 vs OD-3との比較よりも極端にハイ側とロー側に分かれてしまった感じです。
BD-2wは微かに右肩上がりですが、ODR-1はこの時点でもローミッド辺りが気持ち凹んでいるようにも見えます。
Gain Knob
ODR-1は12時以前にハイ側に変化が見られますが、12時以降以降になるとほぼ変化が見られません。
BD-2wは最小値でハイが上がって更に右肩上がりの波形となり、12時以降ではローが若干膨らんでいきハイが下がって行きます。
ODR-1は一貫してロー側が強く、ミッドスクープ的な波形でEQの利き方が横移動するタイプですが、BD-2wは典型的なトランスペアレント系の波形を維持しており、EQの利き方はシーソー型になります。