設定で迷子にならない為の備忘録。 ド素人がエフェクトペダルの特性を可視化して使い方を模索してます。

2023年6月27日火曜日

Nobels ODR-1 vs Boss BD-2w の動きを比較してみる

event_note6月 27, 2023

 



今回は同じトランスペアレント系とされているODR-1 BCとBD-2wを比較してみたいと思います。
この組み合わせの比較動画もちょいちょい見られるのですが、波形にしてみるとどのような違いが出てくるのでしょうか。

どちのペダルにも切り替えスイッチがあり、ODR-1はベースカットモード、BD-2wはミッドを加えるカスタムモードも選べるのですが、今回はスタンダードモードのみの比較となります。





スイッチON
全てのノブを12時に合わせた状態でスイッチを入れた時の波形となります。
ODR-1 vs OD-3との比較よりも極端にハイ側とロー側に分かれてしまった感じです。
BD-2wは微かに右肩上がりですが、ODR-1はこの時点でもローミッド辺りが気持ち凹んでいるようにも見えます。




Gain Knob
ODR-1は12時以前にハイ側に変化が見られますが、12時以降以降になるとほぼ変化が見られません。
BD-2wは最小値でハイが上がって更に右肩上がりの波形となり、12時以降ではローが若干膨らんでいきハイが下がって行きます。





Tone Knob
ODR-1は一貫してロー側が強く、ミッドスクープ的な波形でEQの利き方が横移動するタイプですが、BD-2wは典型的なトランスペアレント系の波形を維持しており、EQの利き方はシーソー型になります。
ODR-1は特殊な利き方をするので、波形だけを見てると比較対象になるのかと思ってきたりもします。




因みに、この動画のピンクノイズはペダルを通した音ではありません。
こちらもアンプを通さずペダルだけをspectrum analyzerに通した波形です。




エフェクターがどう動くのかを可視化し、セッティング迷子にならぬよう覚えておくためのブログ。
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