色は似ていても系統の違う二つのペダルですが、Youtubeのコメント欄でTSとの比較が見たいとのリクエストを頂いたので、今回はグリーンオーバードライブ対決ということでODR-1とTS miniを比較してみたいと思います。
TS miniのゲインとレベルコントロールの波形は変化があまり見られないので、トーンのみをODR-1のスタンダードモードとベースカットモード、この二つのモードと比較してみます。
Standard mode
12字の位置を見て頂くとわかりますが、トランスペアレント系に分類されているODR-1はトップがフラットな波形となり、TS miniはその名の通りTS系特有のミッドハンプの波形となります。両方とも横移動系の利き方をするトーンコントロールですが、ODR-1は12時の位置から外れるとミッドスクープ的な波形へと変化していきます。
Base Cut mode
ベースカットモードにしたODR-1は、単純にローが削られるだけではなくミッドが足されてしまうのでハイを極端にカットしたTS系みたいな状態になります。