今回はClassic Distortionの代表格であるRAT2とDS-1wの比較をしてみたいと思います。
どちらもオリジナルは同じ頃に発売されたレジェンド級のディストーションペダルですが、どのような違いがあるのでしょうか。
DS-1wはスタンダード(DS-1)モードにしてあります。
スイッチON
全てのノブを12時に合わせてスイッチを入れた状態です。RATはTS系のようなミッドハンプ的な形状ですが、DS-1wはフラット気味でやや右肩上がりの波形となっており、同じディストーションでも大きく異なる特性となっています。
Distortion Knob
RATは歪を調整するだけでトーンコントロールのように波形が変化していくのが特徴でして、この変化を頭に入れておくと音作りがかなり楽になると思います。
DS-1wはほとんど変化が無いように見えますが、ゲインを上げて行くと低中音域以降が若干減ってハイ側はプッシュされて行きます。Tone Knob
トーンコントロールはどちらもシーソー系で特に変な動きをするものではなく扱いやすいものですが、DS-1wの方が移動量が多いのでメチャクチャ利く印象です。