設定で迷子にならない為の備忘録。 ド素人がエフェクトペダルの特性を可視化して使い方を模索してます。

2023年7月21日金曜日

ProCo RAT vs Boss DS-1w の動きを比較してみる

event_note7月 21, 2023



今回はClassic Distortionの代表格であるRAT2とDS-1wの比較をしてみたいと思います。
どちらもオリジナルは同じ頃に発売されたレジェンド級のディストーションペダルですが、どのような違いがあるのでしょうか。

DS-1wはスタンダード(DS-1)モードにしてあります。





スイッチON
全てのノブを12時に合わせてスイッチを入れた状態です。
RATはTS系のようなミッドハンプ的な形状ですが、DS-1wはフラット気味でやや右肩上がりの波形となっており、同じディストーションでも大きく異なる特性となっています。





Distortion Knob
RATは歪を調整するだけでトーンコントロールのように波形が変化していくのが特徴でして、この変化を頭に入れておくと音作りがかなり楽になると思います。
DS-1wはほとんど変化が無いように見えますが、ゲインを上げて行くと低中音域以降が若干減ってハイ側はプッシュされて行きます。





Tone Knob
トーンコントロールはどちらもシーソー系で特に変な動きをするものではなく扱いやすいものですが、DS-1wの方が移動量が多いのでメチャクチャ利く印象です。
念のために説明しておきますと、RATは通常のコントロールとは逆になっており反時計回りでローからハイに移動します。


RATはクリーンなアンプに繋いでも比較的いけますが、DS-1はやはり少し歪ませたくらいから使ってこそ本領を発揮するペダルだと個人的には感じました。




因みに、この動画のピンクノイズはペダルを通した音ではありません。
こちらもアンプを通さずペダルだけをspectrum analyzerに通した波形です。



エフェクターがどう動くのかを可視化し、セッティング迷子にならぬよう覚えておくためのブログ。
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